学生ローンの解析情報「響」

今まで噂には聞いてはいたが、まさか自分が使うことになろうとは思ってもみなかった。
学生専門の消費者金融「学生ローン」である。
今までも生活費などピンチが訪れる度に意識はしていたのだが、借金だけはしないようにしようと、心のどこかで決めていた。
やはりイメージも良くないし、ただでさえ毎月やりくりで苦労しているところ、借金の返済までとなると金策に苦しむ姿が目に浮かぶ。
だから学生ローンの看板を見てもやり過ごしていたし、借りる気などサラサラなかったのである。

ところが・・
大学の先輩の結婚式の案内状が立て続けに3件届き、いずれも大変世話になった先輩なので、全て出席する返事をした。
返事をしたまでは良かったが、これがあまりにも突然だったため、どう計算しても資金不足に陥る事が確定的となり、マジでヤバイと思った。
そんな時、いつもは何事もなく通り過ぎる学生ローンの看板が、この日は見過ごすことはできなかった。
しかし、そのまま店舗に入る勇気もなく、一度家に帰ってインターネットで内容を確かめる事にした。
この時点で借りる気満々なのだが(笑)

早速インターネットで検索をしてみる。
「学生ローン」で検索すると、何件もヒットするが、ほとんどが見覚えのある会社だった。
実は通っている学校が高田馬場にある為、学生ローンの看板はイヤというほど見てきたのである。
実際に借りたという友人も何人かいるので、借りる事に関しての不安などはなかったのだが、今後の返済を考えるとそっちの方は不安がよぎる。
そこはアルバイトを増やすしかないと割り切り、とりあえず学生ローンの仕組みを理解しつつ、どこで借りた方が良いのかを比較検討することにした。
友人から聞いていた評判の良いA社と、金利で安いB社に絞る。
金利についてはB社の方が安いのだが、実際に10万円借りた場合の利息の差額を計算してみたところ、微々たるものだったので評判の良いA社で借りることにした。

初の申し込み

そこはいつも目の前を通る会社だったので、どうしても店内に入る勇気がなく、インターネットで申し込む事にした。
その前に用意しなければならないものがあるので、念のため確認する。
学生証・免許証・銀行のキャッシュカード・公共料金の領収書の4点だ。
次に重要な要点がある。アルバイトの年収だ。
アルバイトはやっていることはやっているのだが、1ヶ月あたりの収入は3万円位しかない。
学費やアパートの家賃などは親が仕送りをしてくれているので、月3万円あればなんとか生活はできたのだ。

しかし、この会社のホームページを見る限り、借りれる金額はアルバイト収入(年収)の3分の1だという事をしった。
アルバイト収入が3万円だと、借りれる金額は最高で12万円が最高限度額となってしまう。
12万円でも3件の結婚式をこなすことは可能なのだが、プレゼントなどを考慮すると間違いなく足りないのだ。
そこで躊躇せてしまったのだが、ホームページをよく見ると、「夏休みや冬休みなどの収入も含めて良い」とあった。
正直、アルバイトはまだはじめたばかりで、年収額として産出することに若干の違和感はあったが、アルバイト先への連絡は一切ないとあったので、いちかばちかで適当に金額を水増しして申し込んでみた。

電話審査

インターネットで申し込みとはいっても、最終的には電話連絡は必要との事なので、ネットで申し込み内容を送信後、電話をかける。
はじめてであることを告げると、金利の説明やらを受けた後、来店する方法とこのまま振り込みで借りる方法があるがどちらが良いか尋ねられた。
もちろん、「このまま振り込みで」と伝え、気持ちの良い対応で答えてくれたのだが、通っている学校名を告げると、来店を強く勧められてしまった。
事務作業の煩雑さを低減したいのか、それとも本人確認上の問題なのかとアレコレ考えたが、やはり来店は抵抗があったので、強く振り込みを希望した。
結果は快く快諾してくれ、電話で審査をすると告げられ、いろいろと聞かれた。
住所や生年月日、アルバイトに関する情報は当たり前だが、家族情報についても聞かれ、ちょっと面食らった。
連絡が行ってしまうのか不安になり、尋ねてみると連絡は一切行かないとのことだった。
どうやら、本人確認上で必要らしい。
ここは想像になってしまうが、例えば住所は自分の住所と実家の住所、2つ聞くことでインターネットの地図などを利用して確認する事もできるだろう。
最近のインターネットの地図では、マンション名も結構出てくるので、確認はしやすいと思われる。
まぁ、万一の為の第二連絡先という事も兼ねているのだろうが、あまりしつこく聞くと嫌がられるかもしれないので、「連絡は一切行かない」という言葉を信用することにした。

10分位だろうか?いろいろと聞かれ、申し込み金額を20万円としていたのだが、アッサリと審査が通ってしまった。
その後、必要書類4点を写メで送り、最初の初動から1時間位で自分の口座に振り込まれた。
わずか1時間あまりで借りられるのだから、地方在住の学生には便利なのだろうと素直に思った。

ここまでは自分がはじめて学生ローンで借りるまでの動機や経緯、実際にどのような流れで融資を受けるかをまとめてみまた。
次は、借りてからの出来事をこのブログで紹介していきたいと思う。