返済方法が意外と難しい件
学生ローンで借りてから最初の支払日が訪れた。
最初の申し込みの時に説明は受けていたが、口頭による説明だった為イマイチ理解していなかった。
現状でわかっていることは、毎月の支払日が27日であることと、最低利息以上であれば、返済金額は自由に決められるということ。
しかし、その肝心の利息がいくらなのかがわからない。
ホームページで確認したところ、残高×17%÷365(日)×利用日数とあるが、利用日数がわからない。
学生ローンに電話で問い合わせたところ、利用日数は前回の入金日(新規で借りた場合は最初の貸付日)の翌日から、今回実際に入金をする日までの日数とのこと。
いちいち前回支払った日を覚えていなければいけないのか?
そう思って聞いたところ、説明では以下の通りだった。
まず、利息のみ支払いたいときは、入金前に電話で確認してほしいとのこと。
次に明らかに利息より多目に支払う場合は、わざわざ電話をせずともぞのまま銀行送金なりで支払えば良いと。
ただ、ここで問題となるのは、肝心の利息がわからないので、ギリギリの場合はやはり事前の電話確認が必要となるところだ。
一方、明らかに利息を上回る金額を返済する場合は簡単であることを知った。
例えば、借入金額が10万円の場合、実質年率が17.0%であるから、1ヶ月(30日)あたりの利息は約1,400円である。
このとき、支払う金額が3,000円とか5,000円であれば、明らかに金額は足りるので、わざわざ電話をしなくてもそのまま振り込んでおけば良いことになる。
振り込んだ金額のうち、利息を差し引いた余りが元金に充当されることになり、次回の利息は残元金に対しての利息となる為、残高が減れば利息もその分安くなる。
ここでまた複雑になる。
残高が減って利息が安くなるのは良いのだが、ここでまた残高がいくらなのかがわからなくなってしまう。
残高がわからないから利息を計算することもできない。
結局面倒になり、毎月の返済額を最低でも3,000円は返済するというルールを自分で決めた。
そして、どうしても利息だけにしたいという場合のみ、電話で確認する。
こうすればいちいち電話で確認する必要もないし、確実に残高も減っていく。
因みに、毎月領収書を送ってもらうように頼む方法もあるが、この場合、残高もしっかり確認できるし、次回の利息がいくらなのかも一目でわかる。
しかし、親と同居の場合などは万一親に見られてはたまったものではないので、やはり電話で確認するしかない。
そのうちホームページで確認できるようになると良いのだが・・
●借り入れ残高スライドリボルビング方式との比較
現在、自分が借りている学生ローンの返済方法は元金自由返済方式だが、他の学生ローンでは残高スライドリボという返済方式もある。
これは借入金額に応じて最低返済金額が固定されるもので、月々の返済額はわかりやすいというメリットがある。
ただ、考えようによっては、元金自由返済の場合もさきほどのように、自分で最低返済額を決めてしまえば同じことだ。
しかも、自由返済であればイザという時、利息だけでも済むので安心できる。
残高スライドリボは10万円かりた場合に最低2,550円は返済しなければならない。
借り入れ金額が大きくなれば、最低返済金額はさらに大きくなる。
アルバイトが安定しない学生にとっては、これはちょっと不安だろう。
ここまで学生ローンの返済方法を具体的に説明してきたが、おわかり頂けただろうか?
もしわかりづらい点があれば、現在借りている学生ローンの会社にもう一度詳しい説明を受け、自分なりにきちんと把握しておくことをお奨めする。