申し込み時に気を付けること

前のページと順番が逆になってしまったかもしれないが、学生ローンの申し込み時に気を付けなければならない点をいくつか紹介したいと思う。
まず、新規の申し込み時の注意点をおさらいしたい。

①必要書類
申し込み方法は店頭申し込みとインターネット、または電話による申し込み方法があるが、ここではインターネットまたは電話による申し込みについて説明する。
(店頭申し込みは必要書類は少なからず低減されるので、ネット・電話申し込み時に必要な書類があれば事足りる)

まず用意するものを確認する。
1.学生証
2.免許証か保険証(または住民票)
3.銀行のキャッシュカード
4.公共料金の領収書

尚、会社によってはキャッシュカードや公共料金の領収書は、必ずしも必須ではない場合もあるので、ない場合は事前に確認すること。
2については、免許証か保険証のいずれか1点でOKだが、保険証よりは免許証の方が身分証明書としての価値が高い為、免許証がある場合はそちらを提示した方が良い。
(利用限度額に影響する場合があり、免許証の方が有利である)

②申し込み金額は常識的な金額に抑える
学生ローンの平均的な利用限度額は20万円~30万円である。
ホームページなどでは50万円までを謳ってはいるが、これは表記上の問題で現実には20万円~30万円が一般的な相場だ。
このような前提条件が実はあり、ここへもって50万円の申し込みをした場合、警戒されることは必定である。
この場合の対策としては、はじめから2社ないし3社で借りるつもりで最初から申し込み金額を20万円~30万円にすると良い。
2社目では結局同じようね警戒されるのでは?と思うかもしれないが、申し込み金額がいきなり50万円とくるのと25万円では、心象が違うものだ。
どうしても50万円を都合つけなければいけないという場合、後者の方が有利なので覚えておくと良いだろう。

③一気に何社も申し込まない
これは他のサイトでも紹介されていることだが、よくやってしまう例として学生ローンの閉店後、夜中などにネットで何社も申し込んでしまうという人がいる。
これをやるとなぜいけないのかは、信用情報上の申し込み件数が同じ日に5件も6件も出てしまうところだ。
とにかく借り急いでいるという印象が良くない点と、実際に借りた件数と金額が把握できないという点がマイナス材料となる。
特にカードローンなどの場合、借りてはいないがカードは発行した、すなわち利用限度額を持った契約はしているというケースがある。
これが実に難しいのだが、学生ローンから見れば、与信枠を持ったカードを所有しているということは、今はなくても将来多重債務者となる可能性がある為、非常に判断が難しくなるのだ。
こういう場合、原則として「借りている前提」として捉える事が多い。
よって、審査が通りにくくなるのである。
このような場合のアドバイスとして、申し込みは1社ずつにすること。
そして、目標金額に到達するまで、1社ずつ申し込みをしてみることだ。
これが審査を通りやすくする秘訣でもあるので、覚えておいて損はない。